芸術に触れ、ITをフル活用の旅~in スペイン&フランス~

1週間でスペインのバルセロナ、マドリード、トレドとパリに行ってきました。

今回の旅行のテーマは、
「芸術に触れる」~ヒトが考え、想いを表現するとは~
「進歩した技術をフル活用」~技術の進歩で何が変わるのか~
でした。

これは、行く前から明確にできていたわけではなく、
なんとなく「こうしてみたい」と思っていたことを行ってみて、「こう」というのはこれだったと気づきました。

抽象的な感覚、考えを持つことは自分の中では非常に多くて、
言葉にできないことも多いけど、
自分の中では大切にしたい感覚です。

さて、このテーマで行きたいと思った理由としては、仕事をする、世の中にアウトプットをするってどういうことなんだろう、ということを見つめ直しつつ、今まで技術の進歩と共にヒトの生活が変わってきたのでそれを体感するために、今でいうならICT技術ですが、
ICT技術が「情報処理と通信の技術」であるならば、それをフル活用できることとして、自分の知りえない情報をどれだけ収集して整理すること、なら、それをすることで自分の知らない土地でどんな旅ができるんだろう、どれだけ日本にいるのと変わらない生活を送れるのかを味わってみたかったからです。

「芸術に触れる」~ヒトが考え、想いを表現するとは~
まずはこのテーマについての気づき。
スペインでサグラダ・ファミリアに訪れた時に今までの人生観が大きく変わりました。
テレビとかネットでは存在を知っていたけれども、それがどういう存在かは理解していなかったです。
行ってみて、音声による案内を受けながら周ったのですが、民間カトリック団体が贖罪教会として設計が開始されたのが始まりで、初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けたものの、意見の対立から辞任し、その後を引き継いで2代目建築家に就任したのが、みんなが知る設計者のアントニ・ガウディでした。
驚くはそのアントニ・ガウディによる設計思想。このサグラダ・ファミリアはただの教会ではなくて、存在自体が聖書となっており、構成として、イエスの誕生を表す東ファサード、イエスの受難を表す西ファサード、イエスの栄光を表すメインファサード、18本建てられる内12本が12使徒、4本が福音記者、1本が聖母マリア、1本がイエス・キリストを象徴するものとされています。(詳しくはWikipediaでも見れます)

全てが完成した暁には、その塔がピアノの鍵盤やパイプオルガンのような役割を担うことを、ガウディは、最初から意図しているということで、サグラダ・ファミリアが単なる教会ではなく、教会全体が「楽器」となるように設計していたそうです。
細かい内容を書いていくと本一冊以上にもなりそうなので、割愛しますが、すべての装飾に意味があり、それが聖書に書かれているキリスト教の本質的な教義を造形しているということ。
しかもそれが一人の人間によってではなく、多くの人の手によって、日本の彫刻家も参加しており、多くの人の生涯をかけて創り上げられているということに、非常感銘を受けました。
これだけ人々の想い、祈り、信念が詰まっているものだからこそ、これだけ素晴らしい建造物なのだと。

そしてそのあとに行ったルーブル美術館で見た様々な展示を見て、歴史の面白さと言うか、興味深さと言うか、人の歩みの感慨深さを感じました。
ルーブル美術館では紀元前から中世19世紀頃までの美術作品が主に展示されていますが、その美しさ、荘厳さには、言葉にできない感情を抱きました。

特に紀元前に作られたとされる彫像の数々、
紀元前2世紀末のヘレニズム美術の傑作と言われている「ミロのヴィーナス」であったり、紀元前190年頃の作品であるギリシャ神話に登場する有翼の勝利の女神ニケの大理石像の「サモトラケのニケ像」など(もっといろいろありますがキリがないので)、本当にこれが紀元前に作られたものなのかと。

いわゆる「美術作品」は、各文明において各種神話であったり、国の象徴(王など)や宗教の信仰の対象を何かしらの形にしたものであり、これらの美術作品を歴史を追ってみていくと、歴史と共に技術・技巧が進歩していき、それによって、信仰の想いなのか祈り、崇拝する気持ちなのか、より美しい、より素晴らしい作品として形になっていったのかなと思います。

本当はルーブル美術館でダヴィンチ展の特別展があったので、見たかったのですが、あいにくチケットが買えなく見れなかったのですが、、、
モナ・リザを見れたので、それを見ながら作品の解説を聞くと、
彫刻家、建築家、発明家、自然科学者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチは芸術と科学の一体化を唱えており、それに基づいて描かれたものが「モナ・リザ」で、だからあの美しさを持ち合わせているということでした。
いろいろ書くと長くなるので、まとめると人が目にする情景を科学的に理解し、いわゆる1点透視法や空気遠近法などの遠近法や、美しい構図とされる黄金比が用いることによって、人にとって素晴らしく良く感じる作品になっています。

美術品を通して、史実であったり、文明、文化の変遷、技術の進歩を目の当たりにすると、学校で学んだ5教科9科目みたいに切り離すことができず、ある事象において関連することが、文学や数学、科学、歴史学など跨いで、点と点が線でつながるような感覚を覚えました。
そう思うと、勉強や学びって面白く、理系の自分でも歴史を学んでみたい、文学も知ってみたいと思いました。

正しくその想いの発端になったものが書籍であって、それが「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」です。
この思ったようなに様々な学問の視点でヒトの歩みを書いているような本です。

そしてこれからの歩みになっていくのが、
「進歩した技術をフル活用」~技術の進歩で何が変わるのか~
で感じたことだと思います。
それについてはこちらの記事をどうぞ↓


これも「サピエンス全史」の続編である「ホモ・デウス」に書いてあるので読んでみてください。

総じて、この感覚なんだと思ったのが、
せっかくフランスに行ったので、
フランスの作家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」の言葉を借りて、
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えないんだ」
目に見える、自分の知っていることだけで理解することはできない。
その物事について、より知ろう、より理解しようとすることが重要なんだと。
特に情報にあふれている社会だから、それの大切さはより一層のことだと思います。

長くなってしまった。
参考までに、今回訪れた場所と、使ったツール、アプリの数々を以下に記録します。
旅をするときに有効活用してください。

「芸術に触れる」で行った場所は
スペイン
バルセロナ
・エスパーニャ広場
・カタルーニャ美術館
・ムンジュイック城
・サンタ・エウラリア大聖堂
・サンタ・マリア・ダル・マル教会
・サン ペレ デ レス ピューレス教会
・カタルーニャ音楽堂
・カタルーニャ広場
・サグラダ・ファミリア
・バルセロナ凱旋門
・グエル公園
・カサ・ビセンス
・カサ・ミラ
・カサ・バトリョ
・カサ・アマトニュール
・リェオ・モレラ邸
マドリード
・プエルタ・デル・ソル
・アルムデナ大聖堂
・サン ヘロニモ エル レアル教会
・マドリード王宮
・デボー聖堂
・レティーロ公園
・マヨール広場
・シベレス広場
トレド
・トレド大聖堂
・サン・フアン・デ・ロス・レージェス修道院
・サン・マルティン橋

フランス
パリ
・オペラ・ガルニエ
・オペラ=コミック座
・サクレ・クール寺院
・エトワール凱旋門
・プティ・パレ
・ルーブル美術館(全部回るのに一日かけても無理だった。。。)
・サン エフレム教会(チェロのソロ演奏を聴く)
・パンテオン
・マドレーヌ寺院(ヴィヴァルディの四季などの演奏を聴く)
・ロダン美術館
・ピカソ美術館
・アンヴァリッド廃兵院
・軍事博物館
・Église protestante unie de l’Étoile(パイプオルガンとチェロの演奏を聴く)
・エッフェル塔

「進歩した技術をフル活用」で使ったものリスト
・Google Map:
 行きたい場所を交通機関(バス・地下鉄の番線を含め)を使用した案内してくれる、ならびに行きたい場所をお気に入り・行きたい場所とチェックをして整理
・Google 翻訳:
 話したいこと、聞いたことで分からないことの変換
・Google レンズ:
 掲示板やポスター、レストランのメニューをスマホのカメラで撮ることで、その文をすべて翻訳。言語が分からなくても自動で検出(スペイン語だと思っていたのがカタルーニャ語だということも)
・Chrome:
 ウェブの検索結果で見たページを自動でページ内翻訳。
・Sky Scanner:
 航空券を様々なパターンで最安値を検索。バルセロナ→マドリード、マドリード→パリも検索して電車よりも安く飛行機で移動できた。
 今回の旅行の航空券は合計10万円未満
Booking.com
 宿泊先を安く予約。今回はホステル泊。
 合計一週間で合計10000円ちょっと(ただ空港泊が2回)
・Lime:
 パリでのちょっとした移動に電動キックボードで移動。一回1€+0.2€/分
・イギリス他ヨーロッパ各国対応プリペイドSIM:
 スペインならびにフランスで設定を変えることなく、常に通信できた。(なんなら日本の月の通信料より安い)
・USB充電アダプタ:
 最近のものは基本的に100V-240V対応なので、プラグさえ用意できてしまえば、変圧器いらずでどこでもコンセントから充電可能。基本的にほとんどのデバイスがUSB充電で動くので、複数ACアダプタを持ってく必要もなくなった。
・モバイルバッテリー20800mAh、5000mAh:
 数々のスマホのアプリを使う上で充電がなくなるので必須。コンセントが空いていなくても安心。
・eチケット:
 基本的にヨーロッパでは、eチケットをスマホでもPDFで見せれば入場できるので、演奏会のチケットや、高速バスのチケット、美術館&サグラダ・ファミリアの時間指定パスをスマホで買って見せるだけで入場。郵送待ちやチケットを買う行列に並ばずに時間短縮できる。
・交通カード(ウェブで情報収集):
 バルセロナ:「HOLA BCN」、パリ:「Navigo Semaine」では電車・地下鉄・バスの交通機関乗り放題。値段によって行けるゾーンが違うのと、「Navigo Semaine」は一週間使えるけど月曜日~日曜日までの使用期間なので要注意。

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